おもちゃ投資のナンピン買いについて考えます。
目次
ナンピン買いとは
株式投資では、購入した株が下がったら、さらにその株を買い増して平均購入株価を下げることを言います。
3,000円×10株=30,000円・・・平均購入株価3,000円
2,500円に株価が下がった時、さらに10株を買い増すとします。
2500円×10株=25,000円
最初に買った分と足すと以下のようになります。
20株 55,000円・・・平均購入株価2,750円
つまり、3,000円で買ったとき、20%の利益を確保しようとすると、3600円まで値上がりを待つ必要がありましたが、ナンピン買いをすることで3,300円までの値上がりで済むことになります。
こうみると有効な手法のように見えますが、利益を得られるのは株価が右肩上がりをする局面となります。
これが右肩下がりの局面ですと、損が拡大していってしまうことにつながります。
おもちゃ投資のナンピン買い
おもちゃ投資では、そもそも人気商品かつ廃盤商品を狙うことになりますので、時期の早い遅いはあるにせよ、値上がりするものを買うことになります。
したがって、株式投資に比べ、値下がりして損が拡大するといったリスクは小さいと考えられます。
つまり、ナンピン買いのチャンスが有れば実施していくほうが利益がとれることになります。
おもちゃ投資のナンピン買いの注意点
では、おもちゃ投資のナンピン買いの注意点はどんなポイントがあるでしょうか。
買うショップ
以前購入できたショップで再び買うことが難しい状況があります。
廃盤商品なので、もう取り扱いがなくなったり、数量制限に引っかかって変えない恐れがあります。
また、安いショップを見つけても、アカウントの若いショップで評価が不明である店舗にも注意が必要です。
売れないほどの粗悪なパッケージであるなどの恐れがありますので、できるだけ評価の高いショップで買う必要があります。
ナンピン買いのタイミング
ナンピン買いのタイミングとしては、淡々と独自のルールに沿って行うのがよいでしょう。
例えば、毎月決まった金額を投資すると考えている方なら、月末に投資余力が残っている金額に併せてナンピン買いを行うことがあります。
月々10万円を投資するところ、月末に4,000円余力があるのでその分をナンピン買いをします。
忙しい方は新たな投資する商品のリサーチをする暇がないときにも、既に投資した商品をナンピン買いすることで時間の短縮にもつながります。